13. 芸術新潮

2015年09月26日現在
整理冊数=31冊

発行年月 内容
(13-1950-08)
芸術新潮

1950年8月号
130円
 世界の人々のコーナーで、「ダリとラファエル」とのタイトルで、ラファエルの「マドンナ像」に模した「聖母マリア」を描いたと紹介しています。この作品は「ポルト・リガトの聖母」と考えられます。

 この本は福島市在住のY・Oさんから寄贈です。Y・Oさんは、この本が当ホームページに掲示されるべきものであると判断され、4冊の藝術新潮を寄贈されました。2015年9月

(13-1951-06)
芸術新潮

1951年6月号
160円
 「スキャンダリスト・ダリ」とのタイトルで岡本太郎さんがダリの近況を報告しています。ニューヨークでの仮装パーティー、ボンウィット・テイラーのショーウィンドー事件、等々。
 シュールレアリスムのことをスコーレアリスムと紹介しています。
この本をネットで見つけ、千葉県の古書店から1500円で2015年1月3日に購入しました。2015年2月21日UP
(13-1951-07)
芸術新潮

1951年7月号
160円
 「ダリのアクセサリー」
 ダリの宝飾について、河野応思さんが紹介しています。宝飾の一部が定価つきで掲示されています。ちなみに、「時の目」は$5500です。

 この本は福島市在住のY・Oさんから寄贈です。Y・Oさんは、この本が当ホームページに掲示されるべきものであると判断され、4冊の藝術新潮を寄贈されました。2015年9月

(13-1952-06)
芸術新潮

1952年6月号
180円
 「窓のない館」とダリの挿絵、勝見 勝
 モォリス・サンドォの「窓のない館」にダリが挿絵を描いており、物語のあらすじとダリの挿絵3作品がカラーで紹介されています。その一枚にGALA/DALIのサインがあるのでガラとダリの合作であると説明しています。
(13-1953-08)
芸術新潮

1953年8月号
180円
 「わが秘められたる生涯ⅰ」
 ダリの美術アカデミー入学試験からロルカとの出会いの時期に係る部分が瀧口修造さんの訳で紹介されています。
(13-1953-09)
芸術新潮

1953年9月号
180円
「わが秘められたる生涯・2」
 ポルト・リガトに画商ゴーマンやマグリットたちが集まり、やがてダリとガラの運命的出会いと生涯の契りが生まれる時期に係る部分が瀧口修造さんの訳で紹介されています。
(13-1953-10)
芸術新潮

1953年10月号
180円
「わが秘められたる生涯・3」
 ダリとガラが船でニューヨークへ行き下船前に2m半のパンを焼かせるが何故かマスコミがパンに関する質問をしないままに入国し、アメリカを離れる前日に開かれた仮装パーティーでガラの仮装がスキャンダをまき起こしたことなどが瀧口修造さんの訳で紹介されています。
(13-1955-01)
芸術新潮

1955年1月号
190円
 本ものの顔と嘘の顔、武者小路実篤
 ドストエフスキーは深刻な顔、ゴッホはじっとこらえている顔、ダリは意識過剰であると説明しています。
 1954年の世界の美術展
 ローマで開催されたダリ回顧展での「ダンテの神曲」1作品が紹介されています。
(13-1955-10)
芸術新潮

1955年10月号
190円
 「ダリの藝術的実験」、北園克衛
 ダリが1955年4月30日にパリのヴァンサンヌ動物園で犀のフランソワの前にフェルメールの「レース編みの少女」の絵を掲げて、キャンバスに犀の角を描いた様子を伝えています。
 この本をネットで見つけ、大阪市の古書店から2015年1月7日に購入しました。2015年2月22日UP
(13-1958-05)
芸術新潮

1958年5月号
190円
 「異説・近代藝術論(古いモダンアートのコキュたち)」
 瀧口修造さんの翻訳で、表記の一部が紹介されています。原書は1957年にパリで刊行された藝術論であり、1958年6月に紀伊国屋書店から出版されました。(当ホームページ内の書籍1-1958-06
 あわせて、「ダリ周辺」とのタイトルでパリやアメリカでのスキャンダラスな言動を紹介しています。

 この本は福島市在住のY・Oさんから寄贈です。Y・Oさんは、この本が当ホームページに掲示されるべきものであると判断され、4冊の藝術新潮を寄贈されました。2015年9月

(13-1958-09)
芸術新潮

1958年9月号
190円
 「ダリ、「ドン・キホーテ」に挑戦す」
 「ドン・キホーテ」の超豪華版リトグラフ制作に関して、ダリが用いた火縄銃などの手法について紹介しています。

 この本は福島市在住のY・Oさんから寄贈です。Y・Oさんは、この本が当ホームページに掲示されるべきものであると判断され、4冊の藝術新潮を寄贈されました。2015年9月

(13-1958-12)
芸術新潮

1958年12月号
190円

 ダリ訪問記、瀧口修造
 瀧口修造さんが東野芳明夫妻とミシェル・タピエ氏とともにポルト・リガトでダリとガラに会った様子を伝えています。

 私は、この雑誌を2007年8月にネットオークションで入手しました。(1000円)

(13-1960-04)
芸術新潮

1960年4月号
190円
 「ダリの宝石芸術」という題名で、工芸デザイナーの菱田安彦さんが宝飾の紹介をしています。その中でダリの宝飾作品は宗教的作品とそれ以外のものに大きく分けられると述べています。
(13-1964-09)
芸術新潮

1964年9月号
260円
 加山又造さんが、「ダリ・生きている化石」との題名でダリ芸術を考察しています。画集でしかダリ作品を観たことがなかった加山氏がダリ展を観に行くときに、「生きている化石を水族館へ観に行くような不思議な期待があったと述べています。
 「原子核の十字架(全画集No.1006)」の正確な描写は自虐的な技術と忍耐で制作されたものだと述べています。また、ダリの使用する色彩は分かりやすいとの感想を記載しています。2014年9月13日
(13-1964-10)
芸術新潮

1964年10月号
260円
 「サルバドール・ダリ氏の優雅な生活」という題名で、東野芳明さんが瀧口修造さんとポルト・リガトへダリを訪ねた時のダリの印象などを書いています。
(13-1966-03)
芸術新潮

1966年3月号
280円
 フランスで1964年に発行された「天才の日記」の附録「ダリ的分析に基づく諸価値比較一覧表」に関して、飯島耕一さんが「ダリの採点」と題した解説を載せています。
(13-1966-05)
芸術新潮

1966年5月号
280円
 「ダリの採点」の特集号です。ダリが分析した古今の画家の代表的な作品とダリの解釈が記載され、アラン・ボスケの「ダリとの対話」でとりあげられるそれらの画家に関する要約も掲載されています。
 その他に「ダリ現象」と題して、瀧口修造さんが、ダリを訪問した時の様子などをまじえたダリに関する考察を掲載しています。
(13-1968-10)
芸術新潮
1968年10月号
300円
 当時マドリード大学への留学生だった川野恭子さんが、日本の放送会社の出演交渉に同行してポルト・リガトを訪れ、ダリとガラの印象を「ダリの商魂」と題して紹介しています。
(13-1971-02)
芸術新潮
1971年2月号
420円
 ダリが描いた石版画による「カルメン」を特集しています。
(13-1972-05)
芸術新潮
1972年5月号
480円
 ダリの「ソロモンの雅歌」に関して、谷岡公二さんと増田義郎さんが解説を掲載しています。残念ながら増田さんのそれは解説になっていません。
(13-1972-12)
芸術新潮
1972年12月号
480円
 東野芳明さんが、ダリの版画集「シュールレアリスム回想」に関する解説や感想を述べています。
(13-1974-01)
芸術新潮
1974年1月号
600円
 リトグラフの「メルティングウォッチ」について木村明さんの解説が述べられ、シチズンローマン社から紹介されています。
(13-1974-09)
芸術新潮
1974年9月号
800円
 ダリの「不死の秘法十番」を、東野芳明さんが紹介しています。
(13-1976-05)
芸術新潮
1976年5月号
800円  (写真)
 ダリの料理が特集されています。 ダリが著した「ガラの晩餐」の紹介と、「食べられる絵画」と題して谷岡公二さんがダリの食べものの好みと可食的な絵画についての解説を書いています。
(13-1978-01)
芸術新潮
1978年1月号
800円
 「またまたダリの豪華本」と題して、パリ、アール・エ・ヴァルール社から出版された豪華本「哲学者の錬金術」が紹介されています。
(13-1981-09)
芸術新潮
1981年9月号
800円
 美術品専門のオークション会社クリスティーズがエドワード・ジェームズ・コレクションの「眠り」(全画集No.648)が36万ポンドで落札されたことを伝えています。
(13-1982-03)
芸術新潮
1982年3月号
800円
 新宿の伊勢丹美術館での「ダリ展」に起因して、筒井康隆さん古沢岩美さんがダリについての感想や解説を書いています。
(13-1984-04)
芸術新潮
1984年4月号
900円
 アートニュースとして、ダリの宝飾の紹介が載せられています。
(13-1987-04)
芸術新潮
1987年4月号
1000円
 フォトジャーナリストのゴンサーロ・ロブレドが「ダリにとり憑かれた町カダケス」と題して訪問記を載せています。
(13-1990-06)
芸術新潮
1990年6月号
1000円
 「美女と芸術」という特集号です。
ガラが取り上げられ、ダリとの関係などが紹介されています。
(13-2006-11)
芸術新潮
2006年11月号
1429円
 小特集 ダリ 終の棲家のラビリンスへ
新潮社の筒口さんがダリの棲家であったカダケス~フィゲラス~プボルを訪問した記録が特集されています。
1976年5月号