12. 美術手帖

2015年02月22日現在
整理冊数=17冊

整理番号 発行年月、定価 内容
(12-1949-02)
美術手帖
1949年
2月号
50円
 福沢一郎さんが、「ダリをめぐって」というタイトルで、ダリの作品や言動を紹介しながらシュールレアリズムの本質について述べています。
(12-1949-08)
美術手帖
1949年
8月号
70円
 サルヴァドル・ダリというタイトルで、春山行夫さんがダリの言動全般について紹介しています。
 この本をネットで見つけ、大阪市のハナ書房から入手しました。2015年2月22日UP
(12-1951-12)
美術手帖
1951年
12月号
120円
 瀧口修造さんが、ダリと「白い恐怖」という文の中で、ハリウッド映画自体が夢であるとすれば夢の中の夢にダリの絵が応用されていると伝えています。
(12-1952-01)
美術手帖
1952年
1月号
130円
 滝口修造さんが、「ダリ、ミロ、エルンスト」というタイトルで、3人の概要を解説しています。ダリに関しては「パン籠(全画集No.249)」や「縫物する女(No.230)」などの油絵を掲載してパリ画壇に登場した時からNYのデパート事件頃までの歩みを紹介しています。2014年09月10日up
(12-1957-01)
美術手帖
1957年
1月号
180円
特集「現代作家150人」の中で瀧口修造さんがダリを紹介しています。
(12-1959-09)
美術手帖

(写真)
1959年
9月号
160円
 ダリの特集号です
 「その逆説と変貌」江原順
 「偏執狂的批判と性倒錯の芸術」瀧口修造さんたちの座談会、 他
(12-1963-01)
美術手帖
1963年
1月号
200円
「知られざるダリの世界」大岡信
Dali de Galaの刊行に起因して、ガラとの関係を紹介しています。
(12-1964-10)
美術手帖
(写真)
1964年
10月号
180円
 ダリの特集号です。
 「スキャンダル年代記」針生一郎
 「ダリ芸術簡明小事典」宮川淳
 「私のダリ」古沢岩美ら4人のダリとの出会い
 「ダリ氏によるミレーの晩鐘の悲劇的神話」(PHP通信)
(12-1966-04)
美術手帖
1966年
4月号
200円
 「巨匠訪問」のコーナーで、筆相診断士のピエル・アスティエがダリへのインタビューが紹介されています。
 また、ダリの筆相診断のコメントがあります。
(12-1970-04)
美術手帖
1970年
4月号
320円
 アンチボルドの解説のひとつ章で「芥川龍之介とダリに共通する幻想の世界」と題して、坂崎乙郎さんが、視点のとらえ方の共通性について記述しています。
 「ダリとダリ」の刊行に起因して池田龍雄さんが「火ぶくれをおこす幻術論ダリとダリ」と題した書評を載せています。
(12-1971-06)
美術手帖
1971年
6月号
320円
 「天才の日記」が取りあげられ、芝山幹郎さんが”ダリ”と敵本主義とサルバドール・ダリ「天才の日記」と題して、ダリの生き方などについての少し難解な書評が載せられています。
(12-1976-09)
美術手帖
(写真)
1976年
9月号
690円
 引用の文化の特集号です。
 ミレーの「晩鐘」のダリによる偏執狂的批判的方法で創作された「たそがれの隔世遺伝」が紹介されています。
 表紙に使われているのは「けして何も探してはいないアンプルダンの薬剤師」の部分です。
(12-1978-10)
美術手帖
1978年
10月号
750円
 変奏のテクネの特集号です。
 模倣と創造をテーマに近代絵画がとりあげられ、ダリの「フェルメール作レース編みの娘の偏執狂的批判的絵画」と「晩鐘の考古学的回想」が紹介されています。
(12-1985-03)
美術手帖
(写真)
1985年
3月号
980円
 ダリの特集号です。
 池田満寿夫さんが「至高の豚」というダリに関する雑感を記述しています。ページ間にはフィリップ・ハルスマン撮影の写真が挿入されています。
 その他、対談と評論があります。
 残念なのは、「十字架の聖ヨハネのキリスト」(全画集No.1003)の絵が左右反対になってしまっています。
 表紙は、「時の眼」です。
(12-1987-07)
美術手帖
1987年
7月号
980円
 横浜市美術館開設準備室がダリの「ガラの測地学的肖像」を入手したことに起因して新関公子さんが「自己愛の構図」と題してダリとガラの関係を述べています。
(12-1989-04)
美術手帖
1989年
4月号
1200円
 ダリの死を受けた谷田博幸さんの追悼記事「ダリの口髭」が掲載されています。
(12-1992-07)
美術手帖
1992年
7月号
1500円
 「特集・バルセロナとスペイン美術」のパート2スペイン美術名鑑でダリがとりあげられ、岡村多佳夫さんが紹介をしています。
2015年2月21日