17. 芸術生活

2015年04月26日現在
整理冊数=11冊

発行年月、価格 内容
(17-1962-09)
芸術生活

1962年
 9月号
 160円
 「ダリの宝石芸術」とのタイトルで、「時の目」など8点の宝飾がダリの作品解説で掲載されています。
 全てカラーで目次には(6色刷り)と明示され、誌面トップ1ページから8ページが使われています。
 私はこの本を神田の古本ヴィンテージで2014年9月2日に発掘しました。2014年9月21日
(17-1963-05)
芸術生活

1963年
 5月号
 160円
 「不滅」を宣言する。(余は異常なるほど正気である。)
 「不滅」と「破滅」という2つの人格が共存していたが「破滅」が消失し不滅となったと語っています。また、そのことに関して精神分析医から「異常なほどの正気」と診察されている旨を説明しています。
(17-1964-10)
芸術生活

1964年
 10月号
 200円
 「ダリ・その幻覚的な生活」というタイトルで約20ページにわたってダリの写真や作品についての解説が記載されています。
 また、「サルバドール・ダリの生活」と題して、小川正隆さんがダリの生い立ちやポルト・リガトの様子などをまじえて、ダリについての説明しています。
(17-1968-02)
芸術生活

1968年
 2月号
 280円
 「気炎万丈の巨匠ダリ」と題して、パリのホテル・ムーリスで開かれた「メソニエ展」の様子を写真入りで紹介しています。
 また、「私は当代最も偉大なる破廉恥漢である」と題して、ダリが語ったダリ自身のことが石子順造さんの訳で紹介されています。
(17-1968-11)
芸術生活

1968年
 11月号
 280円
 「画家の秘密1」の一人としてダリがとりあげられ、東野芳明さんが瀧口修造さんと10年前の夏にポルト・リガトにダリを訪ねた時の印象を「カタロニア訛の饒舌家」と述べています。
(2015年04年26日UP)
(17-1970-09)
芸術生活

1970年
 9月号
 330円
特集、ダリのサド

 サドの戯曲「不運ゆえの過ち」に係るリトグラフ11作品がカラーで掲載されています。また、この戯曲が坂田俊策さんの本邦初訳で掲載されています。

(17-1970-10)
芸術生活

1970年
 10月号
 330円
特集、ダリのサド

 サドの詩劇「タンクレッド」に係るリトグラフ4作品がカラーで掲載されています。また、この戯曲も坂田俊策さんの本邦初訳で掲載されています。
 私はこの芸術生活の9月号と11月号をそれぞれ2007年と2006年に古書店で見つけて以降、機会ある毎に探してきましたが、ネットで見つけ2014年9月9日に愛知県の蒲郡・花木堂書店から入手しました。2014年9月27日

(17-1970-11)
芸術生活

1970年
 11月号
 330円
特集、ダリのサド

 サドの喜劇「双生児または困難な判別」に係るリトグラフ4作品がカラーで掲載されています。また、この戯曲も坂田俊策さんの本邦初訳で掲載されています。

(17-1973-04)
芸術生活

1973年
 4月号
 400円
  鈴木慶則さんの「死角の絵画」と題した写真が解説と共に掲載されています。ジャスパー・ジョーンズが描いたたなびく星条旗と、透明なビニール状のもので出来たダリの「柔らかい時計」が、庭先の物干し竿に干されている写真です。
(17-1973-06)
芸術生活
1973年

 6月号
 400円
  小山昌生さんが「浮遊するダリの世界」と題して、写真家フィリップ・ハルスマンとダリが共同で写真撮影をした様子などが紹介されています。
(17-1977-01)
芸術生活

1977年
 1月号
 700円
  横尾忠則さんが「カタロニアの変人ダリに会う」と題して、ダリとガラに会った時の様子を書いています。ダリとガラの人間性をまのあたりにして「年老いてダリみたいな顔になったまま死ぬことだけはしたくないなあ。」と締めくくっています。