12002年11月資料
諸橋近代美術館のロケーションと外観 |
この写真は、諸橋近代美術館の全景です。
この美術館は、諸橋氏が収集した作品が収蔵されています。ダリの彫刻では世界一の美術館です。セントピーターズ・バーグのダリ美術館とフィゲーラスのダリ劇場美術館と共にサルバドール・ダリの3大美術館のひとつだといえます。
写真を見て分かるように建物の雰囲気がフランスのオルセー美術館を連想せます。また、福島県の裏磐梯地区であり、自然豊かな環境の中で優れたロケーションを創りだしています。
アクセス |
諸橋近代美術館へは、東北自動車道から常磐自動車道へ入り、猪苗代磐梯高原ICから国道115号と国道459号を通って、桧原湖方面へ向かい、約20分
リーフレット |
この2枚のリーフレットは、2000年と2001年のものです。開館しているのは、4月~11月の期間で、冬期間は閉館しています。開館期間を通してイベントが予定されていて、ダリのbirthday企画やリクエストトーク等があります。 |
ダリの作品で特記すべき点は、彫刻の優れたコレクションです。半数以上は、絵の中に登場するモチーフです。 柔らかい時計、極端に長くて細い足をもつ象、抽斗の付いた人、杖、他 諸橋近代美術館には彫刻のみがあるのではありません。油絵の優れた作品もあります。その主なものは 「テトウアンの大会戦」(全画集No.1207) 1962年 「ビキニの3つのスフィンクス」(全画集No.912) 1947年 「ダンス」(全画集No.1111) 1957年 「反プロトン的聖母昇天」(全画集No.1097) 1956年 等 |
来て!見て!さわって!「ダリの作品隠された秘密」part1 |
2001年6月23日(土)に、来て!見て!さわって!「ダリの作品隠された秘密」part1、というイベントがあり、家内と2人で参加しました。内容は、普段見ることの出来ない絵の裏側を見たり、さわることの出来ない作品をさわって、ダリの作品をより深く理解しようというものです。対象となった作品は以下のとおり。
油絵(一枚のキャンバスの表と裏)
表:「ジャネ・プチの野菜畑」
(全画集No.73)
裏:「庭の少女たち」(全画集No.95)
彫刻
ミシュランの奴隷
ヴァイオリン
ナポレオンのデスマスク
白鳥=象
鳥人
蝶と炎
この写真は、その時にいただいた案内書です。右側は、鳥人のダリのサインをフロッタージュで写し取らせていただいたものです。
スペイン大使 |
この新聞は、スペイン大使夫妻が諸橋近代美術館を訪れた時の記事です。向かって右側が館長の諸橋英二氏、その隣が評議員の高浜さん、そして大使夫妻です。スペイン政府としても、この美術館の存在を重要なものと位置付けているのが理解できます。
また、多くの来館者から高い評価を得ていて、ダリ好きの人でなくとも、充分に楽しめる美術館と言えます。
美術館のHP |
諸橋近代美術館に関する詳細は、美術館のHPへ直接アクセスしてください。
(私のこのHPからのリンクについては、諸橋近代美術館の了承済みです。)
諸橋近代美術館のURL https://dali.jp/