2016年02月07日掲載
計画 |
この年の正月にはポルト・リガトに居た私は、ダリ巡礼に対してハイテンションのままにアメリカ西海岸を巡ることにしました。やはりセントピーターズバーグへ行かなければダリ巡りになりません。
計画ではワシントンDCを基点にセントピーターズバーグとニューヨークへ行きダリ作品を観て回る予定でした。しかし、用意周到でなかったために、実際は大幅な変更になってしまいました。
セントピーターズバーグ |
ワシントンDCからタンパ空港へ向かう飛行機の中で「まさか、ダリ美術館の休館が明日の月曜日でないよな?」と思ったのがいけなかったのか、月曜日が休館日でした。
そのため、月曜日はセントピーターズバーグのビーチで一日をのんびり過ごすことにしました。空気は暖かで砂浜は白く、太陽の光が降り注いでいて(太陽がいっぱい)の状況でした。 日本のような海の家はなく、大きな公園で街から隔たっています。月曜日のためか親子連れのカップル2人と私の3人しかいませんでした。海は遠浅で少し濁っていますが、5~6cmの小さな魚が群れで泳いでいて、時折30cmくらいの細長い魚が通り過ぎ、やはり30cmくらいのカツオみたいな魚が空中に飛び跳ねます。
一方で、沖にはUS軍の艦船が航行し、ジェット機が編隊を組んで飛び交っています。穏やかな平和な浜辺と緊張がひとつの画面に同居する世界でした。
ダリ美術館は南フロリダ大学キャンンパスの南側で、タンパ湾に接していました。詳しくは以下のリンクからご覧ください。
1987.8 セントピーターズバーグ、ダリ劇場美術館
ワシントン、ナショナルギャラリー |
セントピーターズバーグのダリ美術館の閉館日の関係で、ニューヨーク行きを中止してワシントンDCに直接戻りました。飛行機やホテルのキャンセルや新たな予約を下手な英語でするのは大変でした。
ワシントンDCの第一印象は、市内はホテルだらけだということです。ホワイトハウスやペンタゴンがあるので当然なのでしょうか。
ナショナルギャラリーは国会議事堂~リンカーン記念堂までのモールと呼ばれる広場の中にあります。近くにはスミソニアン博物館やワシントンモニュメントが集まっています。
ナショナルギャラリーにはダリの作品がひとつあります。「最後の晩餐」です。
1987.8 ワシントン、ナショナルギャラリー